こんにちは〜、やっとMidtermが終わりましたね。少しずつ結果も帰ってきてひとまずは安心しているところです。
今回はMidtermの話題として、「Take-Home形式」というものを紹介しようと思います。おそらく単語から想像がつくようにこの形式の試験は好きな場所、好きなときに、好きなだけ解いて良いというものでなんと教科書やノートも見てもOKです。(さすがに他の人に相談したりインターネットで調べるのはNGです笑) これだけ聴くととても簡単そうで、実際、暗記ができているかが重要になってくるような授業(例えばほとんどのintroductionコース)では試験がこのような形式をとることはほとんどありません。ちなみに今回Take-Home形式だった自分の授業は可換環論という数学のコースでした。正直、時間をいくらでもかけられるなら絶対満点を取れるだろうと思っていたのですが、その心持ちで解いたら週末丸2日かかってしまい反省しました笑 プリンストンの数学の授業に興味のある人向けに試験前までの授業内容を大雑把に書いておくと、素/極大イデアルと代数幾何との関わり、Mod_Rの(アーベル)圏的対象/性質((余)積、(余)核、(余)極限、テンソル積とHomの随伴性、自由/射影/平坦(/無捻)加群など)、局所環、環/加群の局所化/局所的性質、split/pure exact sequence、Tor関手、ネーター環/加群といった感じでした。
日本はすっかり春めいていて羨ましい限りの今日この頃です。(写真は今日散歩しにいった近くにある川です)
こちらをクリックして、ブログの応援をよろしくお願いします!