この間、学生時代からグループで仲良くしていた友達の一人が香港へと旅立つということでみんなでお別れ会をしました。ニューヨークに集まった卒業生もこうやって一人ずつこの街を離れて行くのかなと思うとちょっぴり寂しかったです。お別れ会はアメリカ人が得意の言わゆるパーティー。知っている限りの友達を家に呼んで音楽をかけてみんなで旅立つ友達との別れを惜しみます。

いきなり見ず知らずの国へ
この旅立つ彼はアメリカで育ったインド人。去年プリンストンを卒業し、アジアに住んだこともなければ中国語も話しません。しかも無期限で行くとのこと。最低3年間は行くよーと言って去って行きました。香港だったら中国語を話さなくても全然大丈夫とのことですが、馴染みのない国にポーンっといつ帰ってくるか決めずに行けるのはすごいなと正直思いました。卒業してから1年2年してくるとポツポツと卒業当初にいた場所から離れる友達が出てくるそうです。前回たくさんの卒業生が卒業後にニューヨークに住むという話をしましたが、5年も経てば仕事で移動になったり、転勤したり、結婚したり、家族が出来たりして他の州や世界各地へとさらに卒業生が広がって行くんだなと実感。
数学専攻からヘッジファンドへ
ちなみにこの彼はプリンストンでは数学専攻。今はヘッジファンドで働いていて、ADR (American Depository Receipt)という商品(簡単に言うとアメリカ以外の国の会社の株をニューヨークの証券取引所で取引できる金融商品)をトレードする仕事をしています。株式市場が開いている間は取引をし、それ以外の時間は取引している会社の報告書を読んだり分析をしたりしていると言っていました。なので、たまに日本の有価証券を見たよなどと報告してくれます。仕事時間は市場を中心に回るので8時にはオフィスに入って帰宅は7時ごろと言っていました。帰ってからはジムに行ったり本を読んだりするそうです。今回は彼の勤める会社が香港にオフィスを開くため、その立ち上げ組として行くとのこと。旅立つ一週間という状況なのにパッキングは全然していない模様。それでも無事に旅立って楽しく香港生活を始めたようなので一安心。そのうち無事にアメリカに帰って来て欲しいですね。
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