
こんにちは!これを書いている今日(04/27/2001)、春学期最後の授業を終えた Koji です。中間休みの時は何であんなに余裕ぶっこいていられたんだろう、と期末前の今つくづく思い返します。ただ、漠然と慌ただしかった第二回目ズーム学期が終りかけ、ほっと一息。
そして、大学に着いた時は平均気温が零下だったプリンストンにも、ようやくジャケットなしで日中をしのげる季節が到来し、拍車をかけるように気分が向上しています。冷たさも分からないくらい麻痺しながら雪の中を走っていた日々が数億年昔のような。。。そして、単にまだその季節でないだけなのかもしれませんが、花粉症に全く悩まされていない!!!コロナもあるし、慣れない環境でもあるし、頭の片隅で気にしていた春の悪夢が今年はやって来ず、いろんな面で結果的に快適に過ごせています。

さてさて、春学期が終ったといっても、授業だけです。明日から来月5日くらいまでは試験準備期間で、その後約10日間期末試験があります。ただ、例年だと期末試験が終わるまで学校に残り続けるらしいですが、このハイブリッド学期に関しては、試験が全てオンラインで実施されるので、ネット環境があれば地球上どこででも受けられます。そんなこんなで、隔離期間を試験準備期間・試験期間に充てるため、僕は明後日一時帰国することにしました。つまり、今はブログ何て書いている場合ではなく、パッキングをせっせとやるべきなのです。
けど、なんせ酸いも甘いも多々あった授業が終わった今、ちょっとばかしだらけています。今回は執筆に一時間だけ費やして、上のように書くのがめんどくさい文章化できない部分を撮りためた写真で補いつつ、最近のあれこれを思いついた順に列挙します。

この前せかせかと寮と Frist Campus Center の間を行き来していた時に日本のっぽい桜の木を見つけました。アメリカにある所謂 cherry blossoms とは、一枚目の写真のようにディズニーの映画に出てくる誇張されたピンクのものだけだと思っていたら、そうでもなかったようです。湖沿いを走っている時も、どちらかというと日本の桜らしき木の方が多い印象を受け、ちょっと意外でした。高校時代にいた中国の学校の周りでも日本の桜が春には満開で、百人一首の時代から人類を惑わせ続ける植物に頭が上がりません。

次にプリンストンでの食事。
上級生の話だと、明らかに今年の食堂の質が落ちたらしいですが、舌が肥えているとはこのことか、としか思えません。個人的には、ベジタリアン(魚は食べます)の食事にタンパク質源としていつも豆を提供され、げっぷが止まらないことに不服ですが、サラダだったり、ベジタリアンのケーキやクッキーだったり、学校側も生徒の文句に対して割と対応してくれているので感謝でいっぱいです。因みに、食堂のスタッフの方と仲良くなって顔を覚えてもらったのが、今学期最も(?)上手くいっている人間関係の一面です。

因みに、到着した当初はその規模にがっかりしていた Nassau Street ですが、散策してみると、意外に奥深いところに面白い店が詰まっています。コーヒー屋、アイスクリーム屋、最近だとタピオカミルクティーの店があり、食堂の食事から少し気分転換したい時にふと立ち寄る人が多いです。上の Spicy Girl Roll は Sakura Sushi で見つけ、名前に圧倒されて買ったものの、実質カリフォルニアロールでした。でも、マグロとアボカドとよくわからないソースのコラボが絶妙で、結果オーライ。

めっちゃ密!こんなのやって追い出されないのか、と若干ハラハラしましたが、先週の日曜日は Earth Day に合わせて、生徒会の委員会と学校の委員会主催の集会が行われました。コロナ禍の学期だからかして、プリンストンに来てからちらほらアンサステイナブルな場面を目撃してきたので、感染症対策を考慮しながら持続可能な生活様式を大学でももっと導入しようとする機運が高まっていることに感動です(ということで、僕も三月上旬にその委員会に参加しました)。四枚目の写真のように、経済的、事務的な理由で未だにかなりのプラスチックがあちらこちらで使われていますが、少しずつ変えられるところを変えていきたいです。

Shiina さんの「フォーーーー」と「イェーーーー」が想像できすぎて、頭にこびりついて離れない四年生の卒論。スペイン人の四年生の友人もついに提出し、自分の卒論をプリントしたらしく、記念写真をキャンパス中で撮るのを手伝っていました。まだ二年あるから心配しすぎなくていいのは分かっていますが、今は卒論を書き終わって、卒業式と試験を終わらせればいいだけの四年生がひたすらにうらやましいです。そして毎年ながら、いつもそばにいた人が入れ替わっていくのも、未だに処理しがたい不思議な現象。

早起きした時に目に飛び込んできた荘厳な朝焼けも今学期の収穫です。
と、ここで一時間のタイムリミットが来てしまったので、さっさとパッキング作業と少し頭痛な期末試験対策に戻ります。その前に、いつもの如く台湾音楽を紹介します。
残念ながら昨年9月に夭折した黃鴻升。直接彼のドラマや映画を観たことはなかったですが、台湾芸能界では割と中心的な人物だったようです。高雄で友人とその家族とカラオケに行った時も、みんなこの曲を知っていて、自分が全く知らなかったことに逆に驚きました。題名の「地球上で一番ロマンチックな一曲」というのはどことなく日本のネーミングセンスを感じます。曲自体ソフトで歌いやすいし、千羽鶴に言及しているところも親しみを感じました!
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