こんにちは。久しぶりに戻ってきました、えみりです!
なんと、気づけばこのブログを立ち上げてから4年が経ち、同級生のほとんどが卒業してしまいました(おめでとう!!)。
私はというと、大学の途中で1年間のギャップイヤーを取ったため、まだ1年プリンストン生活が残っています。
最近、「プリンストンのブログ読んだことあります!」と言ってくださる方に合うことが何度かあり、嬉しく思う一方で、全然更新していないことにちょっと罪悪感。。。
前回自分が書いた記事から1年以上経っているので、何から書こうか迷いますが、取り敢えず今やっていることについて書いてみることにします!
現在は夏休み。ということで、シカゴ大学にあるEnergy & Environment Labという環境エネルギー政策のシンクタンクのような研究室で、リサーチアシスタントをしています。
自分がずっとやってみたかった政策の効果検証を実際にやっている研究室で、各国の政府機関とリサーチデザインから一緒に手掛けているようなラボです。
2年生の終わりまでは学問的な興味範囲が広がるばかりで、フラフラと落ち着かなかった自分ですが、休学期間にいろいろな「現場」を見る機会があり、そこから徐々に自分が貢献したい分野や、なりたい人物像みたいなものが見えてきました。
(何度かブログ記事を書こうと試みたこともあったのですが、「今〇〇に興味があります!」と大きな声で言えるほど言語化できていなかったり、なんだかモヤモヤしていて、断念しました。笑)
3年に上がり、やっと学部のコアな授業を受け、「経済学」っぽい勉強にたどり着きました。そして、プリンストンならではのJunior Paper(プチ卒業研究)を通して、初めて研究らしい事を自分の手でやってみました。
その過程や、他のインターンシップを通して、研究っぽいことをやっている時に、ちょっとずつ評価してもらえることが多くなったり、今まで掘り下げてみた色んなことが繋がる瞬間などがあり、自分が取り組んでいることに以前よりも自信を持てるようになってきました。
ちょっと余談ですが、最近お世話になった教授の一人が、その方ご自身、若い頃いろんなチャンスの巡り合わせで助けてもらったように、私のようなまだ実績も何もない卵のなりかけのような学生を手助けしたい…と色んな機会をくださり、本当にありがたいなと思いました。
分野としては、気候変動、エネルギー政策、環境問題….などに携わりたいと思うようになり、今まで全く取ったことのなかった電力規制に関する授業やエネルギー工学の授業を取り、プリンストンってこんな教授もいたんだ、、と驚きました。
その中でも、エネルギー分野で、政策にも、インダストリーの動きにも、ジャーナリズムにも精通している先生に出会い、こういうアカデミシャン、かっこいいなー…と思うようになりました。
私は実装に近い粒度の政策の研究に興味があるのですが、教授のレポートや新聞の連載記事が、、例えばテキサスの記録的な寒波&大規模停電という危機の中で、世の中の役に立っているところを見てとてもワクワク・感動しました。
普段は見えなくても、危機の時だからこそ役に立つ知見、研究力、ネットワーク、発信力があるのだな・・とつくづく感じました。
さて、まだまだ書きたいことはたくさんありますが、取り敢えず何かを投稿してみたい気分だったので、ここまでにしたいと思います。
本年度の海外大受験生の皆さん。
コロナでキャンパスビジットができない中、奨学金の応募締め切りが自分の頃より早まっていたり、受験方法にもいろいろな選択肢が新しくできていたり、SATがオプショナルになったからかさらに倍率が上がっている大学があったりと、不安材料が多くなっているように感じますが、、このブログが少しでも何かの参考になっていると嬉しいです。。
何かサポートできることがあれば、教えてくださいね。
それでは。
えみり
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