こんにちは!毎度お馴染み、ともかです。プリンストンもここ最近で一気にグッと気温が下がってきて、なんと今日( 2023年12月7日現在) は初雪!最近の楽しみは友達と「気温は摂氏か華氏で測るべきか」という議論をすることです。しかも、気がついたら一学期の授業が今日で終了
え!?入学したばっかりなのに、もう一学期が終わりかけてるの!?
早すぎる〜!!
という思いが 50%、残り 50% は「よく一学期乗り越えられたな、自分えらい…」の一言に尽きます。振り返れば、高校とは違う「大学」生活に馴染むのに精一杯で、がむしゃらに頑張った 3ヶ月でした…。よく頑張った。期末まであとちょっと。がんばるぞ。
さてさて、本日は通常出願の締め切りも間近ということで、Why Princeton?
どうしてプリンストンを選んだか、について話していきます!
とは言いつつも、私は入学するまでキャンパスを訪れたことはなかったので、基本的に知れる情報はウェブ上のものと(受験生の時はこのサイトにもお世話になりました)、知り合いから聞いた程度のことでした。実際に通ってみたことでわかるプリンストンの良さは、ざっとあげても
- 圧倒的な治安の良さ
- 学問にうってつけの環境
- 豊富なインターンシップ、海外留学の機会
- 美味しいご飯(本当に大事。QOLを侮ってはいけない)
- 快適な大きさのコミュニティ(これは前回の記事でも書きましたね)
- 刺激を常に与えてくれる友達
- 豊富な資金力(奨学金制度やプロジェクト費用の全額負担など)
ではないでしょうか。インターンシップやプリンストンからの海外留学は Koji 先輩が、奨学金制度についてはななこ先輩が以前の記事で紹介しているので、ぜひそれらの記事も参照してください!
それぞれの特徴について今後の記事で話していくとして、今回はインターナショナルとしての出願の経験と国内生の出願の経験の違いはあるのかな、と気になったので、アメリカ国内から来た友達にインタビューをしてみました。
今回は、ジョージア州(アメリカ南東部、プリンストンから飛行機で 2時間半ほど)から来たジェームズにインタビュー!
私:ジェームズはプリンストンにアーリー(早期出願)とレギュラー(通常出願)のどっちで出願したんだっけ?
J:僕はアーリーで出願したよ。プリンストンに出願したいって気持ちが既に決まっていたから、挑戦の機会があるなら受けてみようと思ったんだ。
*補足:プリンストンはアドミッション(入学審査)に関する情報を一切公開しない大学です。例えば、入学後、自分が合格した理由を閲覧できる大学もあるらしいですが、プリンストンではできません…。私はそれを知らなかったので、オリエンテーション中ワクワクしていたら「それはできない」ときっぱり言われてしまってちょっと落ち込みました笑
私:プリンストンのことはどうやって知ったの?
J:初めてその名前を聞いたのは、家族から。あとは、アメリカ国内だとプリンストンは名前が広く知られている大学だから、高校にいたときに挑戦してみたくなったな。
私:なるほど。アメリカの学生にとってプリンストンは自分の国の大学だから、もともと身の回りにある情報量が圧倒的にインターナショナル生と違うんだね。(日本に置き換えると、日本の大学についてある程度の知識、評判が広まっている感じかな)それは新鮮な視点。
私:出願前にプリンストンに来たことはあるの?
J:来たことはあるけど小さいときに家族旅行のついで、だったな…。アーリーの合格をもらった後の 1月に 1回、4月にあった Preview (合格者へのキャンパスツアーのようなもの) で 1回、それでプリンストンの雰囲気に自分は合ってる!っていう感覚が揺るぎないものになったよ。
私:Preview に行けたのいいなあ…。
J: 4年間も過ごすところだから、キャンパスや街の雰囲気はきちんと調べておきたいなって思ったよ。
私:プリンストンは治安がとてもいいから、過ごしやすい環境だよね。
J:勉強以外何もするところがないよね(苦笑)
*補足:プリンストンの大学の門の先には Nassau Street といってお店が並ぶ小さな通りがあります。ケーキ屋さんや本屋さん、それと大量のタピオカ屋があります。娯楽施設はあまりありません。
私:ちなみに、数ある大学の中でどうしてプリンストンを選んだの?
J:総合大学でありながらリベラルアーツも重視しているから、どれか一つの教科に縛られない仕組みがとても自由だと思った。専攻するための必修クラスの数は限られているし、たとえ専攻を決めたとしても興味のあるクラスは取れるから、そういった選択肢の多さや自由さが僕には魅力的に映ったな。
*補足:プリンストンでは出願の時に希望専攻の選択があるこそすれ、実際に専攻を宣言するのは 2年生の春学期です。(工学選択/ Bachelor of Science in Engineering は 1年生の春学期に宣言します。これに関してもぼちぼち話していけるといいなー)
私:他に、プリンストンに来て初めてわかった、プリンストンのいいところってある?
J:必ず何かしらのイベントが行われているところ!週末のパーティーに限らず、演劇やジャズ、ダンス、アカペラといったパフォーマンスクラブの発表もあるし、友達を作る交流の機会が多いのは入ってみて初めてわかったことかな。でも、必ず行かなきゃ駄目っていうプレッシャーも全くないね。僕はプリンストンに来て良かったと思ってるよ。
ジェームズ、取材に答えてくれてありがとう!やはり国内だと現地に足を運びやすくなりますし、大学に関する情報のアクセスのしやすさが国内生と留学生で大きく異なることを実感しました。このブログが少しでも情報を欲している人に届くといいな。
最後に
ここからは個人的な話になりますが、少しでも受験生の心の支えになればいいなと思って綴らせていただきます。
海外大受験(に限らず、どの選考プロセスもそうですが)はメンタルを消耗するものです。SATのスコアが伸びなかった 9月。エッセイを何度書き直してもうまくいなかった 11月。進学したくてたまらなくて、アーリーで出願した大学からもらった不合格通知。その日は冬休みで一時帰国していたので、成田空港から家まで大泣きしました。アーリーで落ちたなら、もうどこにも行けない。そんな考えがずっと頭に残ったまま、レギュラーのエッセイを書いた 12月後半。「自分の努力が報われますように」とひたすら祈る毎日。インタビューの連絡がどこからも届かず、不安に駆られた 2月、3月。
今思い返しても、出願してから結果が出るまでの日々が、本当に苦しかったです。その時にSNSを通じて連絡を取り合ってくれた先輩や、私を下手に刺激しないようにと、心を落ち着かせてくれる言葉をかけてくれた遠く離れた家族。その小さな思いやりが私をなんとか耐えさせてくれていました。
もし、同じような状況にいる高校生がいるなら、大丈夫だよ、と声をかけてあげたい。大学は必ずあなたにあったところを選んでくれます。縁っていうものはあるんだと私は思います。大切なのは自分を信じる気持ちと、どこに行ってもそれが素敵な縁になるという前向きな気持ち、そして実際にそれを実現することです。
きっと大丈夫。残りの出願期間も、体調を崩さず頑張って乗り切ってください!私も期末試験の勉強頑張ります!(涙)
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