こんにちは、大学1年生のともかです。この記事を書いているのが Thanksgiving Break 最終日の11月なので、オリエンテーションは三ヶ月近く前になるんですね…時の流れって恐ろしい。
さて、プリンストンについて語るときに外せないのが、そのコミニュティの規模。総合大学でありながら一学年1400人前後と小規模な大学であることはもちろん、move-inしたばかりの Freshman(大学1年生のこと)がスムーズに環境に馴染めるよう、大学側がコミニュティを積極的に与えてくれます。そのひとつがオリエンテーションです。
パンデミックが落ち着き、昨年からようやく、従来のオリエンテーションの様式に戻ったと聞きます。ぜひ皆さんも「プリンストンのオリエンテーションってこんな感じなんだ!」と追体験をする感覚で、楽しんでいただけたら幸いです!
International Orientation (IO)
プリンストンのオリエンテーションは、初めからいきなり Freshman 1400人がくるわけではありません。最初の3日間は留学生のみを対象とした International Orientation があります。
私の学年 (Class of 2027) は留学生が約14%、230人ほど。そこから15人程度のIO Groupに割り振られて、先輩のリーダーにガイドされながらオリエンテーションを行いました。例えば…
- USA 101:”What’s Up” “Bro-culture” などアメリカ特有の文化について、寸劇を交えながらみんなで慣れていこう!というアクティビティ。リーダーたちの全力の寸劇が楽しかったです笑
- パネルディスカッション:プリンストンでの学業について学ぶアクティビティ。リーダーたちがどのようにプリンストンの生活に適応していったのか、直接話を聞くことで不安が軽減されました。もちろん授業が始まってから不安は募るばかりですが…来年、再来年は不安を受け止められる立場になれるといいな!
- IO Dinner:IOの最終日に、グループごとに夕食を楽しみました。
私はシンガポールやイギリス、トルコやサウジアラビアといった国から来た生徒と一緒に、ジョージア出身と韓国出身の二人のリーダーのグループに割り振られました。IOが終わった今でも、このメンバーで一緒にお昼ご飯を食べたり、学校の Common Space で映画を見たりと、仲良くしています!
母国を離れてまでプリンストンに来ることに決めた、「同志」としての留学生コミュニティに馴染むことができたのは貴重な経験でした。ただ、時差ぼけがひどく、何回も寝落ちしかけたのと、写真を撮っていなかったのが後悔です…。
閑話休題。
IOが終了した後、現地生が続々とキャンパスに到着してきます。二週間ほどかけて、Freshman 全員を対象としたオリエンテーションが行われます。寮生活や履修登録、大学から提供されるサポートシステムなど、キャンパスについてみっちり知る期間として活用されます。
Outdoor Action Orientation (OA)
プリンストンではオリエンテーション内の4日間、small group experience と呼ばれるアクティビティが存在します。Community Action (ボランティア活動が中心), Dialogue and Difference in Action (5.6人のグループに分かれて社会問題について話す), そして Outdoor Action (キャンプやカヌー、バックパックハイキングといった野生味溢れる活動) の3種類のアクティビティが用意されています。
自分がどれに参加したいか事前に希望を提出して、割り振られたグループのメンバーと4日間を共に過ごします。
私はキャンプやカヤックを通じてアウトドアが大好きになったので、迷わず Outdoor Action、その中でも最も大変(らしい)Backpacking を選びました。4日分の食料とテントや寝袋といった荷物を背負いながらハイキングをするコースです。
私のグループのメンバーは一人を除いて全員初対面だったので、出発前夜は果たしてキャンプを楽しむことができるか緊張と不安でいっぱいでした。そうです、私はシャイなのです…。そして行きのバスで車酔いに遭うという、なかなかスリル満点の滑り出しでした。
それでも!OA リーダー二人が場を盛り上げてくれたり、メンバーがとても優しく接してくれたり、蚊と格闘したりと、あっという間に仲良くなりました。今でも写真を思い返すとその時の会話がありありと思い返されます。
OAが大好きすぎて、OAリーダーになることを目指しています!秋休み中にセミナーに参加し、必要な知識は身につけた(はず)なので、きたる冬休みにはフロリダでの研修に挑戦する予定です!
OAが終わっても、OAメンバーとは同じクラスを取っていたり、寮が近かったり、なんだかんだで仲良くし続けています。
そういえばこの前、プリンストンに友達が来てくれたのですが、「なんだかプリンストンってHomeって感じがするね」とコメントしてくれました。もちろん友人関係にもアップダウンはありますが、友達の輪が広がっていくのが楽しくて仕方がない、そんな毎日です。
さてさて、謎に包まれたプリンストンのオリエンテーションについて、少しでもイメージが湧いてきましたでしょうか?入学後に気付いたことではありますが、大学に馴染めるような細かい配慮をしてくれるところも、プリンストンが好きな理由の1つです。
大学2年目からオリエンテーションの運営に関わることができたら良いな!と決意表明をもって、今回のブログを締めさせていただきます。
それではまた!
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