こんにちは!Mahoです。
プリンストンにやっと春がやって来て、今週は毎日20℃近い日が続くので、わくわくしながら毎日を過ごしています。
4月9日と16日にはPrinceton Previewという、合格者が一泊二日で大学を見学できるというイベントがあり、たくさんのPre-frosh(来年度の1年生)に会いました!
1年前、合格通知をもらって、プリンストン大学での大学生活についてあれこれと想像していた頃を思い出させてもらえて、気持ちを新たにできた気がします。
ということで、私のアメリカ大学受験のプロセスを、どうしてプリンストン大学への進学を決めたのか、に焦点を当てて振り返ってみたいと思います。
大学選びでもらったアドバイス
どの大学に出願をするか決めるプロセスの中で、UWCの進路アドバイザーや先輩にもらった、大学選びのアドバイスは
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大学の規模で選ぶ
大学院と併設されていて、規模の大きい総合大学を選ぶのか、規模が小さく、分野に縛られない学びにより重きをおくリベラルアーツカレッジを受験するのか。総合大学は大学院の研究設備を使って大学生として専門性の高い研究に関わらせてもらえるチャンスがある。一方でリベラルアーツカレッジには大学院が無いため、大学生が教授とより親密な関係を築いて学びを得ることができる。
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大学の立地で選ぶ
都会の大学に進学したいのか。カレッジタウンと呼ばれる、大学を中心とした規模の小さな町で学生生活を送りたいか。または自然に囲まれたキャンパスで生活をしたいか。都会の大学は学期中にインターンなどの経験をできる一方で、街から離れている大学では学業に専念したり、学内でより密な人間関係を築くことができる。
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興味のある学問の分野で選ぶ
専門性が高くなると、その大学にしかない研究設備や研究室、専攻があるので、それを元に選ぶ。プリンストン特有の専攻の一つは公共政策学部(Public Policy)でこの専攻のためにプリンストンに進学を決める人も多い。
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興味のある研究をしている教授のいる大学を選ぶ
第一線で自分の興味のあり研究をしている教授、本を読んだり、TEDトークを聞いたりして、この人から教わりたい!と思った教授が研究をしたり、教えたりしている大学に進学する。
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大学訪問やウェブサイトから雰囲気の好きな大学を選ぶ
大学ごとに生徒やキャンパスの雰囲気が大きく違うので、大学を実際に訪ねる機会があれば、大学を見たり、ホームページのデザインから、この雰囲気好きだな、と直感的に思える大学に出願するのも参考になる。また、もし在校生や卒業生と話す機会が得られれば、話していてしっくりくるな、とか、こんな大学生になりたい!と思わせてくれる先輩がいる大学は自分に合う可能性が高い。
規模ごとの大学の特徴などは、あくまでも大まかなものですが、大学ごとの違いを比べるのに参考になると思います。
いろんな大学に出願してみた
とはいえ、私が興味を持っていたのは経済と、幅広い芸術と人文系の科目で、特定の大学に進学しないと学べない!というものではなく、また大学の雰囲気、と言われても自分でも何が合うのかわからない…と思ってしまったので、様々に特徴の違う大学に出願しました。
もし、自分に合う大学だったら私を選んでくれるだろう、と。
総合大学5校、リベラルアーツ校3校に出願した結果、プリンストンとアマーストから合格をもらって、より数学と経済に強いプリンストン大学に進学を決めました。
自分のキャラクターに合った大学
アメリカの大学受験は相性だ、とよく言われますが、例え成績がオールAでも、統一試験で満点を取っても、エッセイや推薦文でキャラクターが大学に合わないと思われれば、合格はできません。
逆に、合格したということは、何千、何万という願書を読んできた選考委員に、自分の性格や価値観がその大学に合っている、と認めてもらえたということなので、他の大学への未練もなく、自信を持って進学先を決められました。
実際に、プリンストンに通い始めたら、校風にすんなり馴染めました。それぞれに目指しているもの、興味のあることは違っても、根幹の部分はとても似ていると思います。
最後に…
いろいろと思いを巡らせて、最終的に自分で「ここだ!」って思えたところには、きっと自分を成長させてくれる何かがあると思うので、私自身もまだ悩んでばかりいますが、プリンストンという環境を最大限楽しみたいと思います!
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